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「ハッカ」の香り漂う滝上町☆生産量は日本一!

こんにちは、オホーツク発掘ブログ事務局です。

北海道の山間地でかつて盛んだったハッカ栽培。現在も滝上町では栽培を続けていて、数ヘクタールの畑を残すのみとなりましたが生産量は日本一を誇り全体の95%を占めています。

今回の「発掘!オホーツクの風景・景観」では、滝上町で栽培されているハッカについてご紹介します。

滝上町「ハッカの花」の画像
淡い紫色の「ハッカの花」

滝上町の和種ハッカは、古くから薬草として利用され、ハッカ油の主成分であるメントールが洋種ハッカ(ペパーミントなど)よりも多いのが特徴。寒さに強く丈夫で育てやすいため、滝上町の風土に適しているそうです。

滝上町「ハッカ刈取り後の様子」の画像
ハッカ刈取り後、天日干しする風景

ハッカは9月上旬の花が咲く頃に刈取り、畑で約2週間天日干しをして蒸留施設へ運ばれます。直径2.1メートル、深さ2.4メートルの大きな釜に蓋をして、120度の蒸気で1時間蒸しあげ液体を抽出。その後、分離してできた取卸油は1釜(1回)あたり6~7キロ程度になり、蒸留後のハッカは有機質肥料として畑にもどされます。

「ハッカを大きな窯で蒸留する様子」の画像
大きな窯で蒸留する様子

滝上町郷土館(11/1から3/31休館)には、大正8年に製造されたSLや先史時代の石器、土器や開拓期からの生活用具が保存されています。さらに、ハッカの蒸留釜や用具も復元され、文書資料や写真からもまちの歴史を知ることができます。事前に連絡すると地元郷土史研究会の方による解説を聞きながら見学することも可能!

また、香りの里・ハーブガーデン(10月末で今季営業終了)では、6月から9月にかけて約300種類のハーブが咲き誇ります。敷地内にあるフレグランスハウスには、貴重な田中式薄荷蒸留機械セットを展示。滝上産ハッカを使ったハーブティや軽食が楽しめ、ハッカオイルやクッキーなどを買うこともできます。

滝上町ホームページには、「ハッカ博物館」というコーナーがあり、ハッカ栽培の歴史や加工について多くの資料が集められています。

▼詳細はこちらをご覧ください。
ハッカ博物館:滝上町HP

市街地にある童話村交流プラザから札久留地区のハッカの畑までは、17キロほどのサイクリングコースになっています。夏には淡い紫色の花をつけ、9月下旬に蒸留が始まると周辺には爽やかなハッカの香りが漂い、秋の訪れを感じさせてくれます。

★滝上町の情報はこちらも!
道東の紅葉2009☆滝上渓谷・錦仙峡&グルメ情報
オホーツク紅葉情報2007☆滝上町・「錦仙峡」の両岸、渓谷遊歩道
カントリーサイン第2弾☆滝上町・紋別市・湧別町!
滝上町観光協会ブログで芝桜開花状況をチェック!

※「滝上町郷土館・ハーブガーデン」の地図はこちら!
「Google Maps(グーグルマップ)」


より大きな地図で 滝上町郷土館・ハーブガーデン を表示

2011年10月 【オホーツク発掘ブログ】

コメント

滝上の薄荷のご紹介ありがとうございます。

薄荷が有名なのは⇒⇒北見ですが…
なぜ北見か?

諸説ありますが…

北見に大きな薄荷工場があったこと。

昔滝上も含め「北見国」と呼ばれ、この辺の薄荷は「北見国の薄荷」⇒「北見の薄荷」になったのでは…

まあ、北見周辺は薄荷に適した土地だったことです。
いまは薄荷の全国農業生産のほぼ95%滝上です。

大きな窯で蒸留しますが、油抽出はほんの少しなんです。漢字の通り「薄荷」(薄い荷物)になってしまうわけです。

オホーツク発掘ブログ事務局:

滝上町観光協会さま、こんにちは。
オホーツク発掘ブログ事務局です。

コメントありがとうございます。

滝上町は、芝桜やハッカ、紅葉が素晴らしい錦仙峡といった美しい景観が多く「童話村」のテーマにピッタリですね。

「薄い荷物」と書いて「薄荷」、
乾燥した草に対して収油率は1%から2%と、まさに字の如くですね。

ハッカがソフトクリームなどの食品以外に、医薬品や生活用品と様々なところで利用されていることがわかるなど、ハッカ博物館でいろいろと学ぶこともできました。

また来年、ハッカの花が畑一面に咲くころが待ち遠しいです。

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