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斜里町ウトロの巨大な岩山☆伝説の地オロンコ岩

こんにちは、オホーツク発掘ブログ事務局です。

今回の「発掘!オホーツクの風景・景観」では、知床八景のひとつで斜里町ウトロ港近くにあるオロンコ岩を紹介します。

オロンコ岩は「そこに座っている岩」という意味のアイヌ語。その昔、先住民族オロッコ族(ウィルタ族)とアイヌ民族が戦ったという伝説がある高さ60mの巨大な岩山です。

斜里町ウトロのオロンコ岩
斜里町ウトロのオロンコ岩
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【斜里町ウトロのオロンコ岩伝説】

オロンコ岩はかつては島でした。そこにはオロッコ族が住んでいて、アイヌ民族の舟が近くを通ると島の上から石を投げつけ、略奪行為をしていました。アイヌ民族は対抗し、何度もオロッコ族を攻めましたが、断崖絶壁の島は難航不落のためにいつも敗退していました。

ある日、アイヌ民族の酋長が策を講じました。海岸に打ち寄せている海草を集めさせ、クジラの形に作り、魚をくくり付けて海に浮かべさせたのです。朝になり、鳥たちが偽のクジラに群れ始めました。島の上から見ていたオロッコ族は、騙されて下の船場へと走って降りて行きました。岩かげに隠れて待ち構えていたアイヌ民族たちは一斉にオロッコ族を取り囲み、見事に打ち破りました。

斜里町ウトロのオロンコ岩の上からみた景色
斜里町ウトロのオロンコ岩の上からみた景色
<クリックで写真が拡大します>

オロンコ岩を登るには、急な階段を登らなければならないため、かなりハード。しかし、達成感は格別です。

頂上は平坦になっていて、知床連山・ウトロの町など360度が見渡せますよ。また、エゾヨモギギク、モイワシャジン、イブキジャコウソウ、ハマナスなど多数の植物が狭い範囲に群生しており、1974年(昭和49年)には北海道学術保護地区に指定されています。地理的な要因からエゾシカによる食害も受けることがなく、貴重な植生を保っています。

斜里町ウトロのオロンコ岩基本情報
    住所          斜里郡斜里町ウトロ東
    利用期間      4月下旬から12月上旬の無雪期  
    問い合わせ先   斜里町経済部商工観光課
                 TEL:0152-23-3131

詳細はこちらをご覧ください
オロンコ岩:斜里町経済部商工観光課HP

オロンコ岩の下を通るトンネル入り口の近くにはゴジラ岩と呼ばれる岩もあります。このトンネルを抜けたところにあるウトロ地区公設駐車場(有料)には、北海道の名付け親でもあり「知床日誌」でこの地を広く世に広めた北方探検家、松浦武四郎顕彰碑も建っています。

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※斜里町ウトロのオロンコ岩の地図はこちら!
「Google Maps(グーグルマップ)」


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